1.運営委員会から
(1)新型コロナウィルス関連
① 千葉県への要望書提出から支援団体「反貧困ささえあい千葉」が創設
② コロナによる生活困難緊急相談会開催
③ 船橋市のコロナ関係情報
(2)事務所の定期的なイベントのお知らせ
① ネット市の開催
② 暮らしのなかの困りごと 話してみませんか?
③ フードバンクに協力しています
(3) アンケートは引き続き実施しています
① 香りの被害についてのアンケート
② 新型コロナウイルスの感染拡大防止対策による影響についてのアンケート
(4) 「手作りマスクプレゼント運動」経過報告
2. information ~船橋や船橋に関連した情報のご案内~
・フェアトレードフェスタちば2020 初めてのオンラインフェスタ(2020/05/11~05/30)
3.船橋市議会ウオッチング〈船橋市独自の緊急対策他〉
(1) 船橋市独自の緊急対策
(2) 積極的に発信をしている議員
(3) 船橋コロナ対応ZOOM会議(みらい@船橋(池沢・朝倉)主催)
5.「私が、いま思っていること」その3
―ロックダウン以降の英国の死者数は、新型コロナによる死も、それとは異なる要因の死も、どちらも加速度的に増え続けている。
6.〈高齢者の積極的な散歩の薦め〉
「散歩に出よう」、「歩かなければ、歩けなくなる」ということ
……………………………………………………………………
<1> 運営委員会から
(1) 新型コロナウィルス関連
① 千葉県への要望書提出から支援団体が創設されました
★インターネットカフェの休業要請が4月14日に出されたことを受け、「住まいの貧困に取り組むネットワーク」や「チームおとな食堂」「市民ネットワーク千葉県」など10団体は、千葉県に対し、居場所の確保などを求める要請を提出しました。
【緊急事態宣言にもとづく休業要請に際して「住まいの貧困」への対応を求める緊急要請】は以下でお読みいただけます。
★この活動から生まれたのが「反貧困ささえあい千葉」です。都内で主に活動している「反貧困ネットワーク」など日頃から支援を行っている団体も加わってのスタートです。
② コロナによる生活困難緊急相談会開催
ふなばしネットの事務所を会場として、緊急相談会が開かれました。(5月3日、4日、5日の午後)
「福島老朽原発を考える会」の阪上さん、市民ネットワーク千葉県の大野博美さん(元県議)、伊藤とし子さん(現職県議)が3日間相談にあたると同時に、フードバンク千葉やおとな食堂のメンバーも相談に対応しました。
★ 生協から提供されたロングライフブレッドやフードバンク提供の飲料など、食糧支援も行いました。
★ 周知期間が少なかったのにも関わらず、3日間で15名の相談者がありました。船橋市や佐倉市、千葉市への生活保護申請につなげたり、自治体が用意した一時滞在施設であるビジネスホテルに案内するなど、具体的な支援をすることができました。
★ フリーランスの仕事を切られ、夫も連休明けに失職かもと言う女性は現在妊娠中。不安な気持ちを吐き出すことができてよかったと、フードバンクの品を持ち帰りました。
★ 派遣切りにあい、佐倉から東船橋までの切符を買ったら残金は200円という男性には、当面の生活費をお渡ししました。
新型コロナウィルスによる生活困難は今後も続くと思われます。今後の継続的な活動を検討中です。
参考:毎日新聞「新型コロナ 反貧困グループ、緊急相談会開催 船橋できょうから/千葉」
https://mainichi.jp/articles/20200503/ddl/k12/040/054000c
③ 船橋市のコロナ関係情報
・船橋市のホームページでは、トップページに各種のお知らせが掲載されています。
https://www.city.funabashi.lg.jp/index.html
・市内の患者発生状況については以下に掲載されています。
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/kansenshou/001/p076941.html
PCR検査の数も、陰性化確認の有無別の数字が記載されるなど、きちんと報告されています。
※ 以前紹介した「ふなばし情報メール」に登録すると、日々の検査数や患者発生数が、危機管理課よりコンパクトに毎日メールで送信されてきます。登録は下記から。
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/kouhou/006/index.html
・FacebookやYouTubeなどSNSの情報は以下にまとめられています。
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/kouhou/002/p028077.html
Facebookは、広報課や教育委員会文化課、図書館のページが充実しています。
特に広報課のFacebookページはコロナ関係の情報も多く、市長のメッセージなどもわかりやすく掲載されています。
Facebookは会員登録しないと見られないことが残念なところです。
(2) 事務所の定期的なイベントのお知らせ
① ネット市の開催
寄付された衣類や雑貨などのリサイクル品を販売しています。
掘り出し物が見つかることもあるので、是非覗いてみてください。
日時:5月20日(水)10:30~13:00
② 暮らしのなかの困りごと 話してみませんか?
元市議のまきけいこがお話をお聞きします。
日時:5月13日(水)10:30~13:00
③ フードバンクに協力しています
まだ食べられるのに、さまざまな理由で処分されてしまう食品を、食べ物に困っている施設や人に届ける活動です。
ここ千葉県ではフードバンクちばが2012年から活動を行っていて、ふなばしネットは家庭で余っている食料品の寄付を事務所で預かり、千葉市のフードバンクに届ける活動を2014年から行っています。
缶詰やレトルト食品、調味料など、6年間で200キロ近い食料品を市民から預かり届けてきました。
昨年から フードバンクふなばし が活動を開始したので、今年は主にこちらに届けています。
お預かりする食品は、缶詰、レトルト食品、米や麺類、醤油や油などの調味料、菓子や飲み物です。
以下にご注意いただき、月曜と木曜の午後(1時~4時)、東船橋の事務所にご持参ください。
・賞味期限が明記され、かつ2か月以上あるもの
・常温で保存が可能なもの
・未開封であるもの
・破損で中身が出ていないもの
(3) アンケートは引き続き実施しています
市民ネットワーク千葉県では以下のふたつの問題についてアンケートを行っています。いずれもHPから回答いただけますので、ぜひご協力ください。
① 香りの被害についてのアンケート
「香害」とは、柔軟剤や、洗剤の人工的で過剰な香りに含まれる化学物質により、めまいや吐き気、思考力の低下などの症状を誘発するもので、化学物質過敏症の原因の一つとされています。
市民ネットワーク千葉県では、この問題に10年以上前から取り組み、議会質問にも取り上げてきました。
調査の結果は香害に関する対策に活かしていきたいと考えています。
ご協力をお願いします。どなたでも回答いただけます。
② 新型コロナウイルスの感染拡大防止対策による影響についてのアンケート
新型コロナウィルス感染により、3月28日千葉県初の死亡者が出ました。施設での集団感染が発生するなど、依然として猛威を奮っており、市民生活に様々な影響が出ています。
市民ネットワーク千葉県では、みなさまの切実な声をお聞きし、千葉県や県内市民ネットワークのある市(野田市・柏市・船橋市・佐倉市・四街道市・千葉市・木更津市)の対策に活かすよう提言していきたいと考えています。
ぜひアンケートにお答えください。
(4) 「手作りマスクプレゼント運動」経過報告
前号に掲載した「手作りマスクプレゼント運動」について、市民ネットワーク千葉県の大野博美さんより経過情報が届きました。
市販品も含めた「マスクプレゼント運動」として集め、手作りマスクと市販マスクあわせて約200枚集まり、4月21日にネットカフェ難民が宿泊している市原市の千葉県消防学校に、約100枚寄付したそうです。
「コロナ困り事相談会」でも配布とのこと。
ご協力いただいた方に御礼申し上げます。
<2> information ~船橋や船橋に関連した情報のご案内~
※イベントがことごとく中止になっていますが、オンラインイベントの情報が届きました。
今後もお薦めの情報があればお知らせ下さい。掲載させていただきます。
●フェアトレードフェスタちば2020
初めてのオンラインフェスタ 5/11(月)~5/30(土)
「フェアトレード」ご存じですか?
日々の暮らしで使う品々を、どこでだれが作っているのか?
コロナの感染拡大でも感じた世界中がつながっている商品の生産物流。
毎年5月に開催してきた「フェアトレードフェスタちば」が今年はイベント自粛で、初めてのオンライン開催になりました。
今我慢の生活を続けている中でも、ちょっといつもと違うお買い物にご参加ください。
福祉や地産地消、国際貢献などいろいろな分野の参加者が集まりました。
詳しくはこちらからどうぞ。
https://www.ftchiba.net/event/
(岩城妃佐子)
<3> 船橋市議会ウオッチング〈船橋市独自の緊急対策他〉
(1) 船橋市独自の緊急対策
船橋市独自の緊急対策(4月21日と4月28日)が発表されています。いずれも議会を通さない専決処分として発表されています。
・4月21日発表緊急対策パッケージ
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/kouhou/004/02/p079145_d/fil/kinkyutaisaku.pdf
・4月28日発表緊急対策パッケージ第2弾
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/kouhou/004/02/p079536_d/fil/kinkyup2.pdf
※ PDFファイルですがとても見やすく作られています。ご一読を。
(2) 積極的に発信をしている議員
フェイスブックやブログなどでの発信が充実している議員をご紹介します。
★船橋市議会~朝倉幹晴さん 池沢みちよさん 津曲俊明さん 浦田秀夫さん
4議員とも、元代理人のまきけいこや三宅桂子が議会内会派を組んでいた方々です。
★市民ネットワーク千葉県~伊藤とし子(千葉県議会議員) 大野ひろみ(元千葉県議会議員)
(3) 船橋コロナ対応ZOOM会議(みらい@船橋(池沢・朝倉)主催)
会派「みらい@船橋」の2議員による、インターネットの会議ソフトZOOMを利用したオンライン会議が始まっています。
週1回、土曜もしくは日曜日の14:00-15:00。すでに3回開催されました。
次回は、5月9日(土) 14:00-15:00。
内容は、学校・子ども、保健所・医療体制、市民生活・高齢者、その他などテーマを分け質問や意見交換などを行います。
市への質問や要望は2議員が取りまとめ次回まで市の担当に聞き取りをしてくれます。
スマートホン、タブレット、パソコン(マイク要)などで参加できます。
無料のソフトをダウンロードする必要があります。
顔を出さない設定も可能です。
参加を希望される方は登録が必要です。
参加をご希望の方は相葉までご連絡下さい(E-mail:
yasuyuki.aiba@nifty.ne.jp)。
登録された方は、司会の朝倉氏より招待メールが毎回届き会議に参加することができます。
ふなばしネットの皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ひなたぼっこの山田です。
新型コロナウィルスの影響下で、日々ご心配なことと思います。
ひなたぼっこの近況をご報告します。
コミュニティカフェひなたぼっこは4月半ばから休業しています。
カフェを休みにしたので、接客やキッチンの仕事がなくなりました。そこで地域活動支援センターの利用者さんたちには、朝9時半から12時までカフェ以外の仕事をして早めに帰宅するように、プログラムを組みました。
全員が朝の検温、マスク着用、手指の消毒、うがい、手洗いを徹底し、一人ひとりができるだけ離れて作業するように工夫しました。
緊急事態宣言が出てからは、公共交通機関を使わないことにしました。
歩いてひなたぼっこに来る利用者さんは2人だけです。
そこで、全員を在宅支援に切り替えました。
うちでできる仕事(研修で使ったテキストを写すことなど)、音楽や絵画などの創作活動、ラジオ体操などを組み合わせて一人ひとりに合わせたプログラムを作りました。
施設長は自転車通勤なので、毎日出勤してお昼過ぎに利用者さんに電話し、その日の作業を確認することにしました。
職員や理事の中で、歩いて来られる人や車を使う人は週に1~2回出勤しました。
4月22日頃からこうした在宅支援を始めて、約10日が過ぎました。
利用者さんの中には在宅でいろいろなことに取り組んでいる人もいますが、プログラムをこなすには家族の応援が必要な人が多いようです。
4月半ばから、カフェの収入はゼロになりました。
船橋市から地域活動支援センターの補助金が入るのでなんとか運営していますが、この状態が長引くと財務状況がどうなるか心配でたまりません。
職員給与はなんとしても保証しなければなりません。
家賃も重くのしかかります。
雇用調整助成金を得られるかどうか、また家賃補助の申請が可能かどうか検討しています。
政治の力で事業者の休業補償と労働者の休職補償を徹底すること、ウィルス検査を徹底して感染者とそうでない人を分けること、これによって医療・保健の崩壊を防ぐこと、この3つが感染を短期間におさえこむ有効な方法ではないでしょうか。
短期間におさえこむことができれば、経済の復活も早期に可能になると思います。
障がいのある子の学校生活の困難について書かせていただきたいと思っていたのですが、喫緊の課題である新型コロナウィルスへの対応になってしまいました。
本題に戻ることができますよう、祈りつつ。
(山田晴子)
―ロックダウン以降の英国の死者数は、新型コロナによる死も、それとは異なる要因の死も、どちらも加速度的に増え続けている。
4月5日の「私が、いま思っていること」その2において、「人々にストレスを与える政策、行動の自由の束縛は事態を悪化させる政策だと思います。」と述べました。
そのことが、詳しいデータに基づいて示されたのが、岡 靖洋氏のブログ、In Deep4月22日です。
イギリス都市封鎖で新型コロナ「以外の原因」の死者が急増?この悪夢は世界に波及する=In Deep
以下重要な論点を抜粋します。(-以下の文章)
―人命を優先するためには、封鎖や外出禁止等の対策はやめるべきだ。
―理由としては、以前ご紹介しました、医学誌ランセットからの引用などに触れていますが、医学的に「隔離や封鎖に代表される《人を孤独に追い込む政策》は、人体への大きなリスクを含む」ことがはっきりとしているのです。
その影響度は決して小さなものではなく、2013年11月のアメリカの研究での医学論文には、「社会的つながりやコミュニティとの接点を失うことで死亡率が 50%上昇することが示された」とあるように、心身に与える影響は小さなものではないのです。
―封鎖を行っている各国で「最悪の死亡数の上昇」が描かれているのです。
そして、ロックダウンによる人的被害は、予想していた以上にひどいものであることを、イギリス国家統計局が発表した数値により知るところにもなりました。
ロックダウンが、ほとんど「国家による人殺し」となっていることを示す数値が、国家統計局から発表され続けているのです。
―4月21日に発表されたのは、2020年の第15週の英国の死亡に関する統計で、4月10日までの1週間の統計です。
国家統計局は、この1週間について、以下のように記しています。
第15週の死者数は 1万8,516人で、前週(14週)より 2,129人増加した。
これはつまり、4月10日までの1週間は、その前の週よりさらに死亡数が増加したことを意味します。
最初のグラフを見ていただきたいのですが、4月10日までの1週間のイングランドとウエールズの全死者数は過去5年の平均1万人に比べて約8千人増加しています。
同じく新型コロナの死者数も6千人を示して、前週の4千人、前々週(ロックダウン開始の週)の数百人から45度の角度で急増しています。
―このような影響は、今後、ロックダウンが続いていく限り、さらに大きくなっていくはずですが、さらに、先ほどのランセットには、「隔離の影響は、一時的なだけのものではなく、長期的になることを示唆した」とあり、つまり今後、封鎖が解除されたとしても、長い期間にわたり、影響が人々の間に残る可能性が高いのです。
―孤立と隔離は、脳卒中を32%増加させ、ガンの罹患率を25%上昇させ、感染症にかかりやすくさせ、認知症の発生率を50%上昇させ、糖尿病を極端に悪化させることなどが、数々の医学論文でわかっています。
極端に書けば、「封鎖をおこなった国は、その後、国民の死亡率と精神疾患罹患率が上昇する」ことになることは確実なのです。
―今回はイギリスでの例を取り上げていますが、ロックダウンや外出禁止をおこなっている「すべての国と地域」で、同じような死亡率の増加が確実にあらわれているはずで、今度、推定値をご紹介したいとも思いますが、「ロックダウンは、世界的な強制的大量死を引き起こしている」と考えられます。
こうした事実に無知な日本政府・専門家会議・東京都知事は「自宅から出るな、スーパーに行く回数を減らせ、接触機会を8割減らせ、7割では足りない等々」とストレスを与え続けています。
それに同調する人々も多く、他者に強制する過剰自粛が作られています。
4月26日東京新聞「新聞を読んで」欄の筒井清忠氏の言う通りで、例年1千万人がかかり、関連死者数1万人以上と言われるインフルエンザではこれまで何の宣言もなかったのはなぜか疑問です。
また、厚生労働省のクラスター班から「感染防止策を何も行わなかった場合、約42万人が死亡する」という驚くべき数字が出されたとあります。
まず、もう対策が打たれているから論点がおかしいと同時に、このような数字の明確な根拠も示されていないことに疑問を呈している。
当然の疑問です。
私の考えではこのような日本の専門家はWHOの言っていることを繰り返しているだけだと思います。
しかし、大げさな数字で国民を脅してストレスを与えるのは犯罪行為です。
そもそも欧米の感染者・死者数よりも日本およびアジア人が一桁から二桁少ないのは、過去二度のパンデミックが示しており、この点を考慮していないのはあきれるばかりです。
専門馬鹿というべきでしょう。
現在世界では、感染者増加はピークを打った、次はいつ封鎖を解除するかという議論になっていると思います。
すぐに解除するのが死者を減らす道です。
私の推測では、ヨーロッパでロックダウン始めたとき、すでに時遅しだったのです。
WHOが世界を脅していた、「ドイツ・英国でも数十万の死者が出る」は何のための発言だったのでしょうか?
現実はその10分の一以下のようです。
今更必要ないワクチンと薬を全世界に売ろうとする「感染症村」の要求に応えるためでしょうか?
2020年4月26日(冨塚元夫)
<6> 〈高齢者の積極的な散歩の薦め〉
「散歩に出よう」、「歩かなければ、歩けなくなる」ということ
相葉のFacebook にも書いた意見です。
母は「外出自粛」の報道を見て、家からは一歩も外へ出てはいけない、と思ったようです。
散歩はして良いのか聞かれました。
足の悪い母はリハビリを兼ねて痛い足を引きずりながら歩くことを毎朝続けています。
父が脳梗塞の影響で嚥下障害になった時、在宅でリハビリをお願いしていました。
療法士によると、リハビリで一定程度まで戻るが、それ以降、リハビリを続けないとまた悪くなる、リハビリで完全な回復は無理だが続ければ悪化を防ぐことはできるという事でした。
一時、麻痺でほとんど歩けなくなった母もリハビリで歩く努力をして何とか良くなりました。
現在も歩いていますが、それでも少しずつ歩ける範囲がまた狭くなってきています。
船橋市は広域スピーカーで不要不急の外出自粛を1日何回か流しています。
耳の遠い高齢者には届かないと思いますが。
さて高齢者の散歩は止めた方が良いのでしょうか?。
本旨は積極的な散歩のお薦めです。
我が家の周辺は高齢者の一人暮らしが多い地域です。
離れて暮らしている一人暮らしの高齢者家族は、高齢者のことを思い電話などで「こんな時期なので外には出ない方がいいよ」という方が多いと想定されます。
詳しくは書きませんが実際に同様の事が近所でもあります。
ところがそれがアダになるのではと思っています。
確認しておきたいのは「歩かなければ、歩けなくなる」ということ。
ノーベル賞を受賞した山中伸弥氏は情報発信の中で「新型コロナウイルスとの闘いは長いマラソンです」と述べています。
その通りで長期戦と考える人も増えたでしょうし、緊急事態宣言も延長されました。
マラソンと同じく最初に無理な頑張りを続けるとそのツケがいずれやってきます。
昨年何回か入院しましたが、2週間入院しベッド暮らしを続けた結果、退院した後は足に来ました。
歩くのは問題ないのですが、自宅の二階への階段がかなりつらく、父と母用に付けた両サイドの手すりがしばらく必要でした。
特に降りるのはつらかったですね。
今回が短期決戦ならば2週間一歩も外に出ない、というような選択肢もありますが、今は長期的に考えるべきです。
高齢者が長い期間歩かなければ確実に歩けなくなります。家にこもればテレビぐらいしか楽しみは無くなり、社会性も無くなり、一方通行のテレビは認知症患者も増やすことになるでしょう。
本人も大変ですが、介護が必要になる家族も大変ですし、病院や施設など社会的インフラも多く使わなければならなくなります。
コロナが収束したあとの後遺症として残る危険性があります。
外出禁止が出されている海外でも散歩は認められています。ロックダウンしているパリでも、1キロメートル以内で1時間以内と限られていますが運動は認められています。
日本の問題は、やって良いこと、悪いことが明確になっておらず個人にまかされている点。すべて曖昧です。
実は母が通っている、リハビリ系のデイサービスもどんどん来所者が減ってきています。
たぶん家族が行かない方が良いと判断しているのでしょう。
地域の高齢者向けの体操講座も中止されていますし、数少ない高齢者が体を動かす場が減ってきています。
高齢者への積極的散歩を町をあげて積極的に薦めるべきです。
過度な「自粛」が裏目にでることを考えた方が良いでしょう。
高齢者の為と思った事が逆のことになることをまじめに考えるべきです。
若者よ「書を捨てよ、町へ出よう」ではなく、老人よ「散歩に出よう」という提案でした。
(相葉康之)
※ 船橋のお薦めのお店や食材、レシピなど食に関する情報を紹介します。私も書きたいという方がいればお知らせ下さい。
現在お薦めの店にもなかなか行けないのでレシピの紹介です。
収入が減った方も多いと思いますが、一方自宅にいることが増えた人も多いでしょう。
簡単便利ではなく、少し手間をかけ手作りをしてみては、というお薦めです。
自宅にいて暇を持てあましている子どもたち、普段は食事を作らない男性なども一緒に作り、自分の得意なものを覚えるのはいかがでしょう。
普段、台所に立たない人が料理を覚えるのは危機管理にも役立ちます。
家庭の誰かが入院し隔離するかも知れませんし、地震や昨年の豪雨のようなときなどへの危機管理対策にもなります。
こんな機会はなかなか無いのでこの際いかがでしょうか。
◎サラダチキン~むね肉による鶏ハムのレシピ~
収入が厳しくなっているときに経済的な鶏のむね肉はお薦めです。
ブライニングという手法を使うとしっとりとできます。
いわゆるサラダチキンとして売られているものと同じです。
市販のものは添加物も多く、外国産の肉を使っているものもあります。
また、自分で作るとかなり安くできます。
●材料(プレーンタイプ)
鶏むね肉・・・1枚(もしくは適当)
水 ・・・・・・むね肉が浸る程度
塩 ・・・・・・入れた水の5%
●作り方
1. 適当な容器に鶏むね肉を入れ、ひたひたになる程度の水を計って入れる。
2. ここに計った水の5%の塩を入れ溶かす。これがブライン液。
3. これを3時間ほど冷蔵庫で寝かす。1日、2日でも適当で可(漬ける時間で鶏の塩分が変わるので注意)。
4.漬けた肉を取り出しキッチンペーパーで水分を取る。
5.ジプロックなどのビニール袋に入れ空気を抜き封をする。
6. パスタなどを茹でる大きな鍋にたっぷり水を入れ沸騰させ火を止める。
7. ここにビニール袋に入れた鶏肉を入れ蓋をし自然にさます。我が家では夜にやって朝取り出します。
これでプレーンタイプの完成。
先日作ったものはハーブ風味。
ビニール袋に入れる際に、肉にすり下ろしニンニクとハーブミックスを振りかける。
我が家ではエルブ・ド・プロバンスを使用。エルブ・ド・プロバンスはローレ
ル、ローズマリー、オレガノ、タイムなど9種類のハーブミックス。これって色々使
えます。スーパーの香辛料売り場に瓶に入ってシリーズで売っているものの中にあり
ます。
フランスのプロヴァンス地方で、古くから料理に使われていた様々なハーブをブレンドしたものだそうでうです。
パスタなどにも使えます。
このハーブ風味の鶏ハムはお薦めです。
市販のサラダチキンは様々な味があるので参考にして色々な風味のものを作る良いと思います。
※ ブライン液とは水に塩や砂糖を溶かした調理液のこと。塩3~5%程度が良いようです。
ぱさつきがちな鶏むね肉などをブライン液に漬け込む(ブライニング)だけで、しっとりとジューシーに仕上げてくれる便利な調理液です。
※ ハムなので塩分濃度を5%と高くしました。
3%ぐらいだとから揚げなどで使えます。
漬けたものをあとは通常通りの料理に何でも使えます。
※ジプロックももったいないので、先日はスーパーで無料でもらえる薄いビニール袋を使いました。
空気を抜くのは水の中に肉の入ったビニール袋を入れればかなり空気を抜くことができます。
(相葉康之)
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★発行:市民ネットワーク・ふなばし 運営委員会
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